2024/08/23 09:44
こんにちは。
THE MIDFLOW coffee roastのオーナー焙煎士の益岡悠介です。
いや〜毎日暑いですね。
東京はほぼ毎日雷鳴を伴ったゲリラ豪雨が降ります。
僕が子供の頃は、夕立のあとってちょっと気温が落ち着いて涼しくなっていたような記憶がありますが
今は湿度が増してより暑くなって感じられるようになってしまうような感じがしますね。
今月は友人、知人が、ベトナムを訪れていたりするのですが
その人たちの話によると日本よりベトナムの方が過ごしやすいという声もちらほら。
気候は地球全体で過渡期にあるんだな、と再認識します。
昨年の6月にベトナムのダクソンというところで開園された
Future Coffee Nature Farm(完全オーガニック栽培に挑戦する農園)には
コーヒーの木を買わせていただくという形で農家さんの資金支援を行っています。
苗木を買わせていただくことで、そのお金で農園の運営費にしてもらうという取り組みを行っているんです。
現地農園には、僕たち「THE MIDFLOW coffee roast」の名前をつけてもらった僕たちのコーヒーの木があるんです。
今年は、僕は店舗の運営やプライベートな事柄で予定が詰まっていたために
ベトナムを訪れることはできなかったんですが、現地を訪れた友人が僕たちの代わりに
コーヒーの木の写真を撮ってきてくれました。とっても嬉しかったです。
今年のベトナムは日照りの日が続いてしまったため、旱魃が起きてしまいました。
そのために枯れてしまったコーヒーの木も多かったようです。
農家さんたちの頑張りで、農園を再構築している状況です。
自然が相手のことなので、如何ともしがたい部分はありますが
完全オーガニックでコーヒーを育てるという挑戦を始めた農園主Toiさんたちの努力がうまくいくことを
日本から強く祈りたいと思います。
僕たちTHE MIDFLOW coffee roastにできることは、日々のお店の運営を誠実に、真剣に行っていくことだと思っています。
まずは、お客様にお買い上げいただき、それを暮らしに溶け込ませていただき、ご利用しつづけてもらうための努力を行うことだと考えています。当店のオーナーである僕自身は、語弊のある書き方になってしまいますが、農家さんを「応援する」ということを思ったことはありません。むしろ、若輩者の僕たちは、むしろ農家さんたちから応援してもらっている立場です。農家さんの背中を借りてTHE MIDFLOWというブランドを育てるという形で農家さんたちに「恩返し」をしたいと思っています。
上述で苗木"支援"と書きましたが、僕たちとしてはTHE MIDFLOW というブランドを立ち上げさせてもらった恩返しの意味がありました。農園主Toiさん、輸入者さんのハチさんがいなければ、僕は自分自身の挑戦を始めることができませんでした。彼らがいたからこそ、僕は僕のスタートラインに立つことができたのです。だからこそ、日々のTHE MIDFLOWの運営を店舗、オンラインショップともに真剣に誠実に行くことで、きちんと経済を回せる経営者となり、そのことで「恩返し」をしたいと思うんです。
友人が送ってくれた現地の現在の写真を見ながら、Future Coffee Farmとの出会いを思い出して「初心」を改めて思い返した朝でした。
THE MIDFLOW coffee roastをご利用いただいているみなさまには、僕たちと一緒に農家さんたちと繋がっているコーヒー豆だということを今一度イメージをして当店のコーヒーをお楽しみいただければ僕たちとしてはとても嬉しいです。
益岡悠介
Toiさんのご自宅で、Toiさんご夫婦と僕たち夫婦で。また早く会いに行きたい!