2023/08/28 13:52

当店の焙煎機は、

OPP coffee roasterというベトナムブランドのマシンを使っています。




日本には、2023年8月現在でまだ2台しかなく今後日本のマーケットに広がっていくことが期待されています。

このマシンは、釜の壁の厚みがしっかりとあり「蓄熱性」に優れています。

THE MIDFLOW coffee roastは、ベトナム産のハイクオリティのロブスタ種豆
「ファインロブスタ」を看板豆としてご紹介をしていますが、そのロブスタ種を焙煎するのに
大変適している焙煎機なのです。
なぜなら、ロブスタ種は、アラビカ種に比べて豆が大きくその表面も厚いことから、なかなか熱が通りにくいという特徴があります。
ですが、OPP roasterですと釜にしっかりと熱を溜め込むことができるので、じっくりしっかりと熱を加えることができるのです。

当店で初めてロブスタを飲んだという方も少なくないですが、みなさんその芳醇な味わいに驚かれます。香り高く、香ばしくありながらもスッキリとした味わいはこの焙煎機だからこそ、表現が出来ます。もしこの焙煎機にご興味があれば、日本販売元へ取り継ぎ可能ですので、ご連絡ください!




日本のコーヒーマーケットでは、やはりアラビカ種のコーヒー豆こそ最高品質という風潮があり、
ロブスタ種はあくまでブレンド用、コマーシャル用などのイメージが先行してします。

当店の取り扱わせていただいているベトナム「Future Coffee Farm」が生産するロブスタ種「ファインロブスタ」はその常識を覆したコーヒー豆です。THE MIDFLOW coffee roastは、開業して1年ずっとそのファインロブスタがどれだけすごいものなのか、どれだけ素晴らしいものなのか、をお客様へお伝えすることに集中して営業を重ねてきました。私たちのその取り組みにお応えいただくように、毎週、毎月、定期的にファインロブスタをご購入頂いているお客様がとても多いです。その人数や量という数字を表記することは、あえてしませんが私たちの予想を上回るスピードでの広まりを見せてくださいました。さすが農園主Toiさんのコーヒー豆だな、という感嘆の気持ちと、日本のコーヒーラバーの受信力の高さに感激しないわけにはいきません。

これからも、THE MIDFLOWは、ファインロブスタを中心に、ベトナム産、アジア産のコーヒー豆を中心にご紹介していく所存です。

当店の店主であり、焙煎士の益岡が、開業に先立ち
このファインロブスタの焙煎技術を習得、向上させるためベトナムのコーヒー研究・教育期間での研修・トレーニングを積んできています。
上記の通り、日本ではアラビカ種が主流のため、ロブスタ種の焙煎技術の情報は乏しいのです。ですから、益岡は「それならば本場で学ぶのが一番いい!」と、単身ベトナムへ飛び1日10時間以上に及ぶトレーニングを積んだのです。





そのあとも、ベトナム・ホーチミンでロースタリー(焙煎所)を経営するベトナム全土の焙煎技術大会のロースターチャンピオンと交流を持ったりと、情報収集や技術進歩のための学習を続けています。







そのほかにも、上記、ベトナム焙煎機メーカー「OPP roaster」の本社工場に出向き、自分で焙煎機のメンテナンスができるよう講習も受けてきています。




「ファインロブスタ」を美味しく焙煎して、そしてより多くのお客様に知ってもらい、暮らしのコーヒーに取り入れて入れてもらう。
これがTHE MIDFLOW coffee roastの目標であり、大きなヴィジョンです。

そのために"思いつく限りのすべてのこと"をやる、ということを行動の主軸に置いています。

人からは「よくそんなに何度もベトナムへ渡航するお金がありますね」と言われますが、
お金があるから行っているわけではないんです。THE MIDFLOWはまだ開業して1年。まだ赤ちゃんと言ってもいい過言ではありません。
資金も時間もいっぱいいっぱいでやっています。

でも、私たちには「縁」があり「恩」があり、その「想い」があります。

「今後コーヒー業界でファインロブスタが流行りそうだから」やっているわけではありません。

その証拠に店主の益岡は、4年前、まだ「ファインロブスタ」という単語すら知らなかった時から、このコーヒー豆に注目し、そして、それを広げるために尽力されているFuture Coffee Farm Toiさん、8coffee ハチさんに感銘を受けていたのです。

私たちは、派手なことはできません。
地道に毎日、基本的なことを地道にコツコツと重ねていくだけ。

日々丁寧にやるべきことをやって、丁寧に営業させていただくだけです。
"それ"が難しいのだけれど、日々それにチャレンジできることに感謝しながら日々の営業を楽しんでいるんです。

運命的に繋がれた人たちが、本当に素敵な人たちばかりだから。

「なぜ、そんなにベトナムなんですか?」

答えはシンプルです。

「好きだからです。」