THE MIDFLOW coffee roast 焙煎士 益岡悠介です。

これを書いているのは、2022年8月30日です。

開業、開店した2022年7月30日からちょうど1ヶ月。

あっという間の1ヶ月でした。

僕たち(妻と僕)も驚くほどのお客様にご来店いただきました。

それからご来店いただいたほとんどのお客様に、当店のお菓子とコーヒーをお褒め頂きました。

本当に嬉しいです！

「何でこんなにおいしいコーヒーを作れるのか？」

そんな嬉しいご質問も頂きました。

今日は、おいしいコーヒーとは何か？という

海より深く、宇宙の果てより果てしないテーマを題材にBlogを書いて行きたいと思います。

僕たちは、おいしいコーヒーとは

「自然におかわりしたくなるコーヒー」だと思っています。

このテーマに対して、元も子もないことを書いてしまうようですが、

おいしいコーヒーに客観的指標はありません。

酸味のあるコーヒーが苦手な人もいれば、それが好きな人もいます。

ビターなコーヒーもまた然りです。

おいしさとは、人それぞれの「主観」なんです。

なので、おいしさを語ることはできません。

しかしながら、「良いコーヒー」と「悪いコーヒー」をその指標を記すことができます。

良いコーヒーとは

です。

悪いコーヒーとは、この逆です。

良いコーヒーとは、おいしいコーヒーの大前提です。

悪いコーヒーがおいしいわけはありません。

当店のコーヒー豆は、この指標、基準をすべてクリアしています。

コーヒー生豆が完熟である、という指標もかなりのクオリティの高さでクリアできています。

この点に関しては、特に私たちがメインに取り扱っているベトナム産のコーヒー豆は

Future Coffee Farmの農園主Toi Nguyenさんに全幅の信頼を置いています。

Toiさんは全ての工程において、厳しいチェックを行なっています。そこには絶対に妥協はありません。

詳しくはToiさんのInstagramに採取・精製の様子が紹介されているので、

そちらをご覧になって頂けたらその事実をお分かり頂けると思います。

ToiさんのInstagram

農園主Toiさんの品質向上への想いは、世界中のコーヒー農家さんの中でもトップクラス中のトップクラスだと思います。

彼は、自分たちのコーヒー豆の品質が上げて、そのコーヒーが世界中に広げて、

さらに多くの人に飲んでもらえるようになることを祈っています。

そのことが、農園で必死で頑張っている人たちの「幸せ」に繋がることをToiさんは信じて、知っているからです。

僕は、その姿に、心から感動したのです。

そして、あろうことか、彼は「僕」の応援までしてくれているのです。

開業日から、Toiさんから僕にSNSを通じて、頂いたメッセージは数知れず。

なんとなく「疲れたな・・」と思って、スマホを見るとToiさんからメッセージが届いていました。

「あなたは一人じゃない。私たちもあなたといつも一緒に働いている。忘れないでね。」

「お店の調子はどう？まず体調に気をつけるんだよ。」

「焦らないで。あなたは大丈夫。私は信じているよ。」

そんな温かいサポートのメッセージをたくさんもらいました。

僕が日々、僕自身の仕事に情熱を注げるのはToiさんのおかげなんです。

Toiさんのような思いやりがあって、さらに情熱で溢れた「大人の男」に僕もなりたい、

という「憧れの気持ち」が僕の原動力です。

ベトナムを応援したい、なんて烏滸がましいことを思いません。

彼らの情熱と頑張りの前にして、そんな「上から目線」の言葉なんて絶対に出てきません。

僕はむしろ彼らに応援、サポートしてもらっている立場です。

僕の想いは、THE MIDFLOW coffee roastという僕たちのお店の成長を通して、自分自身が成長し、

Toiさん、そしてベトナムコーヒーチームと共に、一緒にさらに高みを目指していきたいというものです。

そのためには、僕たち自身の成長が不可欠です。

その成長は、もちろんTHE MIDFLOW coffee roastのコーヒーや焼き菓子のさらなるおいしさに繋がります。

当店を気に入ってくださった皆様には、ぜひ、ご期待頂ければと思っています。

至らぬ点ばかりだと思いますが、引き続き、ご愛顧賜れましたら幸いです。

どうぞよろしくお願い致します。

THE MIDFLOW coffee roast 益岡悠介